AISASマーケティングにまんまとハマってしまいSpotifyからYouTube Musicに乗り換えた
こんにちは、ケイジです。
ウェブサイトやウェブアプリ制作を生業としています。
現在はIT企業のマーケティング部に所属してマーケティングに関わるウェブのクリエイティブ制作をしています。
さて先日、Spotifyプレミアムプランを解約してYouTube Music Premiumへと乗り換えました。
マーケティングフレームワークの基本形、AISASモデルにまんまとキレイにハマってしまったと我ながら思いますので解説していきます。
何が起きたか?
2019年12月17日、TwitterでGoogleがYouTube有料会員にGoogle Nest Miniを無料配布するキャンペーンを行っているというニュースを目にしました。
グーグル、スマートスピーカーを無償配布「YouTube Premium」など有料会員向け – CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35146999/
「え!なにそれ超いい!」とそのキャンペーンについて調べていたら自分は無料配布の対象者ではなかったにも関わらず、結果としてSpotifyプレミアムプランを解約してYouTube Premiumを契約していました。
キャンペーン自体は一見すると既存の有料会員に自社製品を無料で配って、特に新規ユーザーの獲得には何ら効果はなさそうです。何故こんなキャンペーンを仕掛けたのか??
実はそれこそがGoogleが仕掛けたAISASモデルマーケティングだったのです。
AISASモデルとは?
AISASは「アイサス」と読み、購買行動プロセスを説明するモデルのひとつであり、インターネットの普及後の時代の購買行動を表しているのが特徴である。 マーケティング用語集wikiより
https://marketingis.jp/wiki/AISAS
AISASはユーザーが取る購買行動の頭文字を順を追って表しています。
今回私の身に起きたことをAISASモデルに沿って説明します。
Attention(注意)
Twitter経由のCNET JapanのニュースでGoogleがYouTube Premium会員にGoogle Nest Miniを無料配布しているニュースを知りました。
Interest(関心)
「え!なにそれ超いい!」「スマートスピーカーを6,000円出して買うほどでもないけど、無料なら超オトク!」とグッとYouTube Premiumに心を引っ張られます。
Search(検索)
「今からでもYouTube Premium入ればもらえるのか」ググって調べました。
そこでYouTube Premiumに有料会員登録するとYouTube Music Premiumも一緒についてくることを知ります。
Spotifyプレミアムプランに190円を足すだけで広告なしのYouTubeと、Spotify同等の音楽配信サービスであるYouTube Musicも楽しめる。
「これはオトクだ!」
Action(行動)
ということでYouTube Premiumをポチポチっと契約しました。その際にSpotifyプレミアムプランは解約。
Share(共有)
てなことを実際にTwitterで投稿し、このブログ記事を書いて今この記事を読んでいるあなた(読者)と共有しています。 ←イマココ
改めて上に書き出した流れを見て、キレーーーイにGoogleの仕掛けたAISASモデルにハマっていますね…。
まとめ
なんとなく買っちゃったと思っているモノやコトも、実は分析してみると世の中の頭のいい人達に仕掛けられた戦略の上でコロコロと転がされているっていうことが見えてきて面白いですね。
どうせなら仕掛ける側にまわるともっと面白そうですよね。
立て、マーケターよ!
では、素晴らしいマーケティングライフを!